今月からダイエットを始めた女性で、自他共に認めるプリン大好きな方がいます。
常に冷蔵庫にプリンのストックがないと、不安になるくらいの強者です。
プリン依存症かもしれません(笑)
仕事帰りには、コンビニに寄ってプリンを仕入れる念の入れようです。
1個でいいのに必ず2個買ってしまって、どんどん冷蔵庫に溜まっていく一方でした。
習慣って怖いもので、家にあるのにまた買ってしまうんです。
不思議に思ったので
「なぜ1個でなく2個なんですか?」
と聞いてみたら
「1個だと悪い気がして・・・」
とおっしゃったので、少しお人好しなところもお持ちなんですね。
それが新潟県人の憎めないところでもありますかね(苦笑)
一番心配していたのは、そのプリンを止めることが出来るかどうか?というところでした。
最初に
「プリンを止めることが出来るでしょうか?耳ツボをすると、食べたくなくなるのですか?」
という質問を頂きました。
私はOさんに
「もちろんプリンを止められるツボがあるわけではありませんが、食事量が少なくても大丈夫になるツボを刺激してあげます。」
と申し上げて
続けて
「食べるの大好きな方が多かったですが、みなさん食べる量を上手にコントロール出来ていましたよ。」
とお答えしました。
Oさんは多少の不安もあったと思いますが、決心してダイエットを始めることにしました。
そして、スタートして3日後に来られました。
すると、あれだけ毎日食べていたプリンを簡単に止めていました。
特別がまんするわけでなく、自然な感じでもう買わなくなったそうです。食べなくてもよくなったんです。
私もホッとしましたが、ご本人も一安心だったと思います。
でもそのことよりも本人がびっくりしたことがあって、青白く冷たい手先だったのが血色が良くなり、体がポカポカ温かくなったのです。
(効果には個人差があります)
自分でも手先足先が冷えていることが悩みの種だったそうで、それがわずか2~3日で変わって行ったきたので、とても喜んでました。
体温や血流などが低下して停滞していたものが、体の機能が発動して動き出したのだと思います。
代謝が落ちていれば、痩せ難くなるのもうなずけます。
この感覚は、なった本人でないと解からないものでしょうね。
体重も少しづつですが変化もあり、続けて通われていました。
これからも見守って励まして、しっかりサポートして行きます。
「あれだけ甘い物が好きだったのが、不思議と止められた。」
とか
「毎日プリンを食べていた自分が、本当にプリンを止められるとは思わなかった。」
とか
「お菓子を見ても、食べたいと思わなくなった。」
など
来院する度に、Oさんは甘い物の話をしていきます(笑)
痩せて、余ほど嬉しかったんでしょうね。名言を残されて行ったので、忘れない内に書きとめておきます。
今日はスーパーでどんなものを買っているかという話題になりました。
Oさんが
「食品を買うときに値段を見ているのではなく、カロリー表示を見ている。」
とおっしゃったんです。
私的にはちょっと衝撃でした。
男性の私としては値段が気になるところですが、Oさんは違っていました。
痩せたい方は、カロリーが気になるんですね。
【カロリー=太る】
という方程式が出来上がっていますから、仕方のないことなのかもしれません。
そして、お菓子が好きな人って(ここではOさんのことですが)
「同じカロリーなら、ご飯(食事)を食べるよりもお菓子を食べたい。」
と、思うのだそうです。
これも、びっくりしました。
この辺の感覚は、気にしている人にしか分からないものなんでしょうね。
さらに、気になるフレーズが最後に出ました。
「女性って、甘い物が好きな人って、『新発売』とか『期間限定』に弱いんですよ。うふふ・・・」
と、おっしゃっていました。
なるほどな~と感心しました。
20年この仕事をやっていますが、改めて痩せたい人の気持ちを再認識しました。
「うふふ・・・」のときの表情が、なんとも嬉しそうなお顔でした(笑)
Oさん、ありがとうございます。とても勉強になりました。
Oさんと会話の中で
【カロリー】=【太る】
という話が出て来ましたが、補足しますね。
カロリーの摂り過ぎが肥満をもたらすというのは、もはや当たり前の認識になっていますが、実はカロリーが増えたとしても痩せることが可能です。
それには、食べる量を減らすか?
それとも、増やすか?
痩せるにはカロリーダウンですから、食べる量を減らそうと思いますが、これが逆なのです。
意外かも知れませんが、食べる量を増やした方が痩せるんです。
それには条件があって、良質なものを増やして行くと痩せられます。
良質なものとは、主に良質なタンパク質になってきますが、それもバランスよく食べると瘦せられます。
Oさんも同じカロリーなら甘い物が食べたい方でしたが、それが変わって普通の食事を食べることで痩せて行きました。
この記事をお読みの方も、興味があったら、一度やってみてください。
自分でやってみて上手く行かないようなら連絡ください。
Oさんが始まって、約一ケ月(4週間)経ちました。
先日のこと、Oさんがご友人とのお付き合いでホテルのランチバイキングを食べることになったそうです。
食べ放題ですから、心配もあったんですが・・・
なんと、体重は増えていませんでした。
本人は一安心でしたが、痩身担当の私としても安堵しました(苦笑)
そこで、面白い現象があったんです。
Oさんが言うには、今まで美味しく食べていたショートケーキを美味しく感じなかったんだそうです。
あれほど大好きで食べていたケーキが、です。
しかも、新潟の最高級ホテルで提供しているショートケーキを食べても、美味しいと思わなくなったんです。
これは、味覚が正常に戻った証拠です。
今まで味覚を感じる値が、ズレまくっていたんですね。
味覚の標準は自分では分からないものです。
亜鉛不足や栄養の偏りから引き起こされると言われていますが、食事をバランス良くしてあげたおかげで味覚が元に戻ったのでしょう。
味覚に関しては、まさか自分が!?と誰もが思っているので気付きにくいのです。ここで気付けてよかったです。
それとサイズ測定もしてみたら、またまた嬉しいことが・・・
前回は落ちていなかった下腹部が、△2センチ落ちていました。
ズボンが緩くなったのも実感されていて、やり甲斐も感じて頂けて本当に良かったです。
Oさんは、毎日帰宅する途中のコンビニで甘い物を買って、車中で食べながら帰ってきていました。
だから自分は太ったんだと、本人は言っていました(苦笑)
シュークリームで言えば、300キロカロリーくらいあるそうです。
このダイエットをキッカケにして、Oさんの意識がまるで変わりました。
同じ300キロカロリーでも、お菓子の300キロカロリーとおかずの300キロカロリーでは、内容(栄養価)がまったく違うことを理解されて、早速チェンジしました。
Oさんは、おかずを1品増やすことにしたのです。
詳しく説明しますね
『砂糖を中心とした、甘さでの300キロカロリー』
と
『野菜・肉・魚などを組み合わせた、おかずとしての300キロカロリー』
があります。
この2つのどちらでお腹を満たすかで、痩せるか痩せないか決まってきます。
お菓子の300キロカロリーを食べてカロリーは体に入りますが、栄養価はほぼゼロに等しいです。
なので、おかずを増やすことで栄養素のビタミン・ミネラルをOさんも補充しようとしたのですね。
お菓子というものは砂糖とアブラですから、カロリーが高くお腹に溜まります。脳も満足します。
でも栄養価がないので、体の中では砂糖やアブラを分解する為に栄養素を消費してフル回転しています。
体に余計な負担を掛けてしまっているのですね。
おかずとしての300キロカロリーは、物にも寄りますが、栄養価が高ければお菓子の何倍もの価値があります。
同じ食べるなら、栄養価の高いものを食べると、太るどころか痩せていくのです。
おかずを多めに食べることをお勧めします。
Oさんは、毎日スッキリ出てくれるようになったのが、何より嬉しいそうです。
色も形も良く、柔らかさも丁度いいし、何回も出てくれる。
痩せるのが目的でしたが、これは嬉しい誤算でした。
出にくくなる人がいますので、いくつかアドバイスしています。
◇お腹を摩る方法
◇便座に座った時の一工夫
◇飲み物
◇食べ物
◇食べ方
など、その方に合った方法を探して、試しながらやっています。
食べる量が少なくなっているので、出る量もそれなりに少なくもなります。
ただ便の半分は腸内細菌ですから、発酵食品などの善玉菌を入れてあげて食物繊維も増やすことで、かなりの改善が期待できます。
それとヒザの痛みもありました。それもあって体重を落としたかったのです。
始めて数週間で体重が3キロ減った時点で、ヒザの痛みが消えていたそうです。
(効果には個人差があります)
その点も、とても喜んで頂きました。2つ目の誤算です。
趣味のスポーツもして行きたいOさんでしたから、ヒザの痛みは致命傷だったんですね。
それを何とかしたくて始めたわけですから、本当によかったです。
そして、3つ目の嬉しい誤算です。
久しぶりに会った友人から
「やせたね~」
と言ってもらえて、またまた嬉しかったんだそうです。
Oさん、よかったですね。
痩せるって、いろんな良いことがありますが、Oさんはそのひとつひとつを噛み締めるかのように嬉しさを味わっている感じがします。
もうすぐ二ヶ月になりますが
◇どうすれば、痩せれるか
◇これをすれば、痩せない
◇こうしたら、太る
ということを身をもって体験して、自分のものにしています。
これから残りの期間でさらにお腹のサイズダウンが出来れば、もっと喜んで頂けそうです。
しっかりサポートして行きます。
Oさんは、仕事終わりに毎日コンビニに寄ってプリンを買って食べていました。
帰宅してさらに夕ご飯を食べていましたから、太るのもうなずけます(汗)
それくらいプリンが大好きでしたが、一切欲しくなくなりました。
なので、プリンを買って帰るという習慣が無くなり、よかったのです。
Oさんはある日、お友達から通販サイトで一番人気のプリンをもらったそうです。
久しぶりに食べたプリンの甘さに
「自分は、今までこんなに甘い物を食べていたのか!?」
とビックリしたそうです。
毎日のようにプリンを食べていたので気付けませんでしたが、これを始めてから甘い物を止めて、初めて気付けたことです。
そして、体にある変化が起こりました。
以前にあった、手が冷える症状が再発したんです。
この症状は前からずっとあって、元からの体質なんだとOさんは自分で思っていたそうです。
ダイエットが始まってプリンを止めてからは、手が温かくなったんですね。
私も手を触らしてもらいましたが、ビックリしたくらいです。
「まったく冷えが無くなりました。」
と、Oさんがとても喜んでいたのが思い出されます。
(効果には個人差があります)
プリンを食べてまた手が冷えたので、Oさんはプリンの意外な特徴を再認識できたと思います。
体に何か不調をお持ちでしたら、食べ物を見直すといろんなことに気付けますよ。
先日Oさんと話していて、また新たな気付きがあったので記事に書きますね。
Oさんは、半年に一回のペースで専門の血液検査をしています。
風邪ひとつ引かない健康な体だったOさんが、50代になり大病され、それがキッカケで受け始めました。
50年もの間、病気しないで健康でいると
「自分だけは一生健康でいれる。」
と思うものだそうです。
実は、私もそう思っていました(汗)
そんなOさんでも、自分がいざ病気になってしまって働けなくなり、入院・手術・療養という期間を経て考えさせられたのですね。
もう病気なんてしたくないと強く思い、定期的に病院に通っていたのです。
そして先回受けた血液検査の結果が出てきたので、データを持って来て下さいました。
見せてもらうと、ほぼ全ての数値が正常値に入り、一部は良過ぎて範囲を超えるものもありました。
当院の体重計にある【体内年令】では、49才になったこともあります。
60才の女性の体の中が、49才レベルの若々しさです。
そして、病院での【血管年令(血管の硬さ)】は、30代後半という驚異的なデータが出ました。
命まで危ういとまで言われた人が、今では30代後半の血管のしなやかさです。これはすごいことです。
他にも血液や肝臓の数値も平均値となり、生活習慣病で引っ掛かるようなものではなくなりました。もう病気をした人になんか見えません。
Oさんも喜んでくれて、私も一緒になってバンザイして喜びました。
多少の時間も掛かりましたが、体が喜ぶ正しい食事でここまで変わるとは思ってもいませんでしたね。
プリン大好きなOさんが来られて一年が経とうとしています。
毎日のようにプリンを食べていたOさんでしたが、プリンを卒業して、当院も卒業することになりました。
プリンの誘惑、魔の悪循環から抜け出すことが出来て、ほんと良かったです。
ご自分からおっしゃったのですが
「自分一人でやっていく自信が付いたので、そろそろ卒業しようかと思います。」
ということでした。
通常は三ヶ月~四か月、体重過多の方は半年に渡って行います。
Oさんの場合は持病のこともあったりで、じっくり時間を掛けてやりました。
ご本人の判断ですから、それはそれでよいことだと思います。
ブログの中で何度も登場されて、プリン大好きな女性として有名になりましたね(苦笑)
卒業されるということで、アンケート形式の体験談を2枚に渡って書いてきてもらいました。
A4用紙の表とウラ面にびっしりと書いてあります。もう感動ものです(嬉)
Oさんからいろんなことを教えてもらったので、こちらも感謝です。
Oさん、ありがとうございました。
→60代女性のダイエット体験談の中に【プリンが大好きな江南区Oさんのダイエット成功体験談です】があります。
A4用紙の表ウラ2枚に渡って、情熱的に感想を書いて頂きましたので、ぜひご覧になって見てください。
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